おそらく『口唇ヘルペス』だと思います。聞きなれない名前ですが病気の名前の一つです。唇や口のまわりに小さな水ぶくれ(水泡)ができるのが特徴です。俗に「熱の華」などと呼ばれています。原因は、ヘルペスウイルスの中の単純ヘルペスというウイルスです。
60歳代以上の日本人では、ほとんどの人がこのウイルスに感染しているといわれます。若い人ほど感染者は減少していきますが、20~30歳代でもその半数が感染していると考えられています。
残念ながら現在の医学でも、一度細胞の中に隠れてしまったウイルスを消滅することはできません。
治療は、口唇ヘルペスの症状が現れている時に、ウイルスの増殖を抑え、症状をやわらげる処置を行います。早い時期に適切な処置を行うことがもっとも大切で、症状も早く改善され、回復へ向かいます。治療薬は、主に抗ウイルス薬が使われます。抗ウイルス薬にはウイルスの増殖を抑える作用があり、塗り薬には、ゾビラックス軟膏やアラセナA軟膏があります。1日1~4回7日~14日間くらい塗るまたは貼付します。
ヘルペスウイルスに感染している人は、再発させないようにすることが大切です。それには、日頃から抵抗力のある強い体を維持することがポイントになります。生活のリズムを整えて、栄養のバランスを考えた食事をとり、適度な運動で基礎体力を向上させるようにします。また、疲れた時には充分な休息と睡眠をとることも重要です。
梅新デンタルクリニック院長 米村幸城が、私自身の想いや考えを何かの形にして表現したい、という想いから生まれました。患者様へのメッセージサイトです。ぜひご覧下さい。 ≫米村幸城 歯科医の哲学
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