最近当院に、3軒の歯科医院で、上の糸切り歯を「抜歯するしか方法は無い!」と診断された患者さんが、遠方より来院されました。3軒とも、患者さん自身がインターネットで検索し、ホームページや評判を確認した上で行れたそうです。
さらに、3軒とも、抜歯後の治療法として、インプラントを強く勧めてきたようです。患者さんは、なんとか歯を残したい一心で、片道約3時間かけて当院の門を叩かれました。問題の上の糸切り歯をレントゲン撮影後、詳しく当院で精査しました。
その結果、歯ぐきの下まで虫歯が広がった状態(C4)ではあるものの、時間をかけて丁寧に治療すれば、抜歯する必要は全くないと判明致しました。
患者さんに診断結果をお伝えしたところ、九死に一生を得られたように大変喜ばれ、感謝の言葉を何度もいただきました。
では、なぜこれほど、『抜歯→インプラント』を意図的に誘導する歯科医院が多いのでしょうか?
考えられる理由を以下に記載致します。
①、保険診療では、C4状態の虫歯は治療が困難で、経営面で赤字になるため、抜歯が適当とされています。一方、抜歯さえしてしまえば、その後、ブリッジ・入れ歯・インプラントと医院が先々儲かるシステムになっています。
②、自由(自費)診療で、わざわざ時間と費用をかけるのならば、一本10万円程度の差し歯を入れるよりも、1本30〜40万円のインプラントを、経営面から勧める医院が多くなるのは当然です。
当院では、患者さんが望まれるのならば、充分な時間をかけ歯を残すために精一杯努力いたします。C4状態の虫歯は治療が非常に困難ですが、高い技術と経験で、他院で「抜歯と診断」された場合でも、約7割の歯が抜かずに済んでいます。
もし貴方の歯が、「抜歯するしか方法は無い!」と言われても、決してあきらめずに、一度当院にご相談下さい。残せる可能性は充分にあると思います。
これらの場合に、一般的には、抜歯が第一選択になることが多いです。
ずさんな治療では、歯を残す努力をせず、安易に抜歯をしてしまう傾向にあります。抜歯をされてしまうと、その後に、入れ歯やインプラントなどの治療が必要となります。その場合、前後の歯を大きく削らなければならないことが多いです。また、インプラント治療では、体に外科的侵襲(顎の骨の中にチタンのねじを埋め込む)を与え、治療費も高額になります。
当院では、出来る限り歯を抜かずに保存する治療方針ですので、他院で抜歯と言われた場合でも、6〜7割の確率で歯を抜かずに済みます。ご自分の歯に愛着があり、抜歯を出来るだけ避けたいと思われる患者様が当院には多数来院されております。患者様個人の価値観の違いにもよりますが、弱った歯であっても、出来るだけ抜かずに残すことで大変感謝していただく場合がよあります。
当院が掲げているできるだけ歯を残すという理念に叶う結果となり、患者様も大変喜んで下さったことで、歯科医師としての達成感や生きがいを実感させていただきました。当院で早めに治療をすれば、歯を抜かずに済むチャンスが広がります。
幸運にも歯を抜かずに済めば、インプラント治療と比較して体に優しく、経済的負担も治療時間も少なく済みます。
他院で抜歯を勧められた患者様も、当院で歯を残せる可能性がありますので、セカンドオピニオン等お気軽にご相談お願いします。
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「米村幸城 歯科医の哲学」
梅新デンタルクリニック院長 米村幸城より
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